EDIUS Pro7のREDRAWカラーグレーディングソリューション

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    以前EDIUS Pro7の4K対応について書きました(EDIUS7とPremiereProの4K対応)。
    この中でEDIUS Pro7はREDRAWの現像・カラーグレーディング機能はEDIUS Pro7自体では持っておらず、EDLでDaVinciに渡すことにより対応している、と書きました。
    現在でも、これはEDIUS Pro7のWeb Siteで謳われています。
    これに対し、Premiere Pro CCでは、Premiere Pro自体がREDRAWの現像・カラーグレーディングを持っており、編集とカラーグレーディングの作業を自由に行ったり来たりできます。
    やはり、この自由さがEDIUSにもあれば理想的です。

    そこで、先日のInterBEEでグラスバレーの担当の方に聞いたところ、思いがけない返答が帰ってきました。
    EDIUS Pro7とREDCINE-X PROとの連携ができるのです。
    EDIUSのクリップビンにあるREDRAWファイルをダブルクリックすると、REDCINE-X PROが立ち上がり、REDCINE-X PROにはEDIUSでダブルクリックしたクリップが表示されています。
    REDCINE-X PRO上で、カラーグレーディングを行い、保存すると、EDIUSのクリップビンには先ほど施されたカラーグレーディングを反映したREDRAWクリップがあるのです。
    もちろん、途中でファイルを書き出すようなことは無いので画質劣化などは無く、データのやり取りは瞬時に行われます。
    これなら、編集とカラーグレーディングを自由に行き来できますので、効率が一気に上がります。
    今までREDCINE-X PROを使っていたユーザーは、新たに別のグレーディングアプリの操作を覚える必要はありません。

    しかし、不思議なのは、この素晴らしい機能がグラスバレーのWeb Siteのどこにも書かれていないことです。
    そこで検索してみたら、TouTubeにこのような有意義なサイトがありました。
    かなり詳しく、オペレーションまで解説されています。

    http://www.youtube.com/watch?v=fus63hTUz9A

    ほとんど諦めかけていたEDIUSでのREDRAWの4K編集が、これで現実的になりました。
    それにしても、もっと宣伝すればよいのにと思ってしまいます。

    さて、かなり細かいカラーグレーディングができるREDCINE-X PROですが、マスク機能がありません。
    このため、マスクした部分のみ調整したい場合は、EDIUSに戻って、Effect機能を使います。
    Effectからマスクを選択し、設定した後、カラーコレクション機能で調整します。
    しかし、やはり、このような調整は、カラーグレーディングの一環として、REDCINE-X PRO上でやってしまいたいものです。
    REDCINE-X PROのアップグレードでマスク機能が追加されることが望まれます。

    ところで、Premiere Pro CCでは、SpeedGrage CCというカラーグレーディングアプリとの連携を強化させました。
    SpeedGradeは以前から存在していたのですが、Premiere Proとの間で、いちいちファイルを書き出す必要があり、今ひとつ使い難いものでした。

    今回のアップデートでは、SpeedGradeとPremiere Proの間で、まさに先に説明した、EDIUSとREDCINE-X PROとの連携のようなオペレーションスタイルとなったのです。
    マスク機能が無いことは、Premiere Pro CCにあるREDRAWのカラーグレーディング機能にも言えるのですが、このSpeedGradeにより、マスク機能が使えます。
    ただし、SpeedGradeはPremiere Proにバンドルされているものではなく、Creative Croudに含まれているそうですので、CCを年間使用契約する必要があるそうです。
    SpeedGradeは、高機能なカラーグレーディングアプリですので、かなり高度な設定ができます。
    ただ、Premiere Proのカラーグレーディング機能にマスク機能が付けば良い程度のユーザーには、ちょっと重いかもしれません。
    将来、Premiere Proが持つカラーグレーディング機能にマスク機能が付くことが望まれます。

    ということで、EDIUS PRO7もREDRAWを現実的なレベルで編集、カラーグレードできるようになりました。
    EDIUSユーザーでREDカメラを使いたいと考えておられるユーザーには朗報だと思います。
    ただ、幾つか懸案が残っています。
    それは、EDIUSにREDRAWファイルの再生解像度を選択できるメニューがあるのですが、設定メニューの深いところにあることです。
    再生解像度は、状況によって逐次変更したいので、すぐにアクセスできるところにメニューがあれば便利です。
    また、Premiere Proのように、再生が停止したときは、自動的にフル解像度になると、大変使いやすくなります。

    もう一つの懸案事項は、4Kでの書き出しです。
    やはりDPXでの書き出しがサポートされていないのは、不便と思われます。

    そして更にもう一つ。
    REDRAYで使われる4K軽量ファイルの書き出しが、EDIUSからできれば完璧です。
    あるいは、EDIUSのタイムラインがREDCINE-X PROのタイムラインに転送できれば、REDCINE-X PROから書き出せますので、作業手順は増えますが、ワークフローとしては現実的です。
    これらが対応されれば、EDIUS PRO7はお得意のサクサク感で、REDユーザーから絶大な支持を得られるのではないでしょうか。
    グラスバレーに期待したいと思います。
     

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